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【2069年の世界設定】

  • 龍さん
  • 2020年9月18日
  • 読了時間: 4分

『2069年の地球』

2021年を境に全世界各地で自然災害が頻発し、人口の減少が止まらない現状にどの国も頭を悩ませている。

人口は2018年の74億人から、現在は30億人を切っている。


『2069年の科学技術』

宇宙工学の技術発展が目覚ましく、人類は他の銀河系へとコンタクトを取る事が出来ている。

(「コンタクトを取る事は出来ているが、他の銀河系と地球間を行き来する事は出来ていない」と政府は公表しているが、実際の所行き来が出来ている。)

宇宙産業はアメリカ・ロシアと筆頭に行われているが、中国や韓国の技術躍進も凄まじく、国家予算に関してアメリカ・ロシア・中国が並んでいる。

また紙媒体から電子書籍へと完全に移動が行われており、紙の本が読めるのは図書館や資料館等と言った文化保全の為の施設のみとなっている。

科学技術は進歩しており、車の自動運転の技術は既に確立されている。都市部の人々は免許を持たずして車に乗る事が出来ている。

自動運転技術により、交通事故の件数は全世界で大幅に減ったが、今と変わらずまだ自動運転技術が浸透していない発展途上国では、人々が自ら車を運転している地域も多く存在する。

無論自ら運転することが好き、という好事家もいよう。(危険な行動だと良い目はされにくいだろうが……)


ロボット等の技術も着実に進歩しており、AIは組み込まれたものは勿論、より精巧な動きをこなすものも発表されている。スーパーの店員、介護職員等9割はロボットが働いている。

ロボット産業が進む背景に、地球全体の人口が減っているというものがある。


上記でも記されているが、地球の人口が減り始めたのは、東京オリンピックが開催した翌年の2021年頃からであり、この年を境に世界的な自然災害が次々と発生し始めた。この自然災害が何故起こったのかは、2069年現在でも解明されていない。各国首相は自然災害への対策、そして地球を捨てて、この広い宇宙の他の銀河系の地球と同じ条件下の星を探す為、ロボット産業に加え宇宙産業にも重きを置いて政策を組み込む事が多い。

また、いつかこの地球が荒廃していく未来を打破出来た時、再び生き返れるよう「コールドスリープ」や「クローン」についても研究が進み一つのビジネスとして確立している。

しかし、この二つは人の在り方を変えてしまう、と人権団体が猛反対しており、度々一部の過激派が研究所を襲う等の行動に出ているのも問題となっている。


『2069年の日本』

2020年に東京オリンピックが開催され、その熱狂が冷めやらぬ翌年2021年。謎の大災害が日本中心に発生する。

世界中で死者が何億人と出ていたが、日本の被害が人口と比較しても3割の人間が死亡・または行方不明となった。

それから48年、日本の総人口は約5000万人まで落ち込んでしまっている。

沿岸部は高潮や津波の影響で危険な為、国家からなるべく内陸部へと移住するように指示は出ている。

(強制では無い為、貧困層や一部の変わり者、または土地に愛着を持っている人は移住していない)

現在と変わらず東京が首都ではあるが、

2021年の災害により関東の人口は減少傾向にある為、政府は首都を別の都市へ変更する事も検討している。

このような荒廃しつつある世界で不安を煽られたのか、既に地球外へと移住した人もいるという噂話がオカルト掲示板でされている。実際の所、この噂の真偽は不明である。

※現実世界の東京オリンピックが開催されなかったが、このシナリオ内では開催されている。


『東京都・神無区(カミナク)』

―東京都神無区。実在する地図でいえば丁度東京都江東区の場所に位置している架空の都市。

かつては「神に愛された土地・神有区(カミアリク)」と言われていたが、2021年、ここを中心に突如大きな天変地異が起きた。死亡者・行方不明者は数知れず、現在の2069年になっても発見された人はいない。災害後、「神に見放された土地」として2022年に「神無区」に改名された。港区・江戸川区・台東区と比べ、浮浪者やゴロツキは少ない。災害後に少しは復興作業が進み、他の区よりも人口は少ないがちゃんと区として機能はしている。

(地球側探索者は神無区に住んでいてもいいし、別の地域から移住、はたまた海外から突如来たという事でもいい)


『東京都・港区』

かつてはセレブが集っていた東京都港区。場所的に言えば神有区の西側に位置している(ここは実在の地図と相違無し)

しかし、その煌びやかな過去を忘れさせるほどに荒廃しており、住む場所が無い浮浪者や、行く当ての無くなってしまった流れ者が住み着くような治安の悪い地域となってしまっていて、地元警察も頭を抱える状況である。

2018年9月に電波塔としての役目を終え、シンボルとして残っていた東京タワーも崩れるまではいかなかったものの、いつ崩壊するか分からないという事で立ち入り禁止となっている。


 
 
 

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